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 ◆「風力・水力・太陽光」エコ情報◆
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 ◆そよ風くんが公園のバイオトイレ電源として設置される
 2004/11/26

 

 

 
大阪府四條畷市はISO14001の取得を目指し、環境問題に積極的に取り組もうとしています。この度、福岡電機株式会社殿より小形風力発電装置「そよ風くん」が寄贈されました。
金剛生駒紀泉国定公園「府民の森」の中にある、四条畷市「ふれあいの森」堂尾池に「そよ風くん」が設置されており、後方に見える環境汚染防止型バイオトイレ(糞尿をおが屑と撹拌させることにより分解し消滅させる、汚染物質を排出させない構造)の電源として使われています。
本装置は、自然エネルギーへの関心を高めるモニュメントや、大規模自然災害時の広域避難場所の照明等の電源確保、避難誘導灯等にも活用できると考えており、様々な効果が期待されています。

 ◆『風の旅プロジェクト』を実施
 2004/11/19

 

 

 
 “そよ風くん”の代理店である長野県の小野工業鞄aは、このたび、NPO法人「信州松本アルプスの風」殿や関連会社と共同で、長野県の南北2ルートから松本城を目指し電気自動車で縦断する『風の旅プロジェクト』を実施し、同社は北ルートを担当されました。電気自動車が走行する沿道の住民はもとより県民にも、風力・水力・太陽光の自然エネルギーだけで走行するのを見てもらい、自然エネルギー利用の普及促進・啓蒙をはかる事がねらいでした。
 使用した電気自動車は、1回8時間のフル充電では約50qを走行でき、60q/hまでの速度が出るものです。充電コストは1回80円程度でランニングコストは軽自動車より安く、走行音も静かです。
 今回は“そよ風くん”が設置されている2カ所に立寄り、啓蒙活動を行いながらゴールを目指しました。残念ながら、今回は充電のお役には立てませんでした。
 小型風力発電装置“そよ風くん”が県内・国内に多数設置されて、バッテリーステーションとして電気自動車等の充電に役立つ日がくることが期待されます。

 ◆足利工業大学殿の「風と光の広場」に“そよ風くん”も仲間入り
 2004/11/12

 

 

 
足利工業大学殿の「風と光の広場」にはさまざまなカタチをした世界中の風車が設置されています。本年10月の自然エネルギー利用総合セミナーが同大学で開催されたのを機に小形風力発電装置“そよ風くん”もこの広場に設置され、世界の主な小形風力発電機が合計20基の仲間に“そよ風くん”も加わりました。
 また、足利工業大学殿の「風と光の広場」と大成高等学校殿の「大成風のミュージアム」(そよ風くんニュースNo.1にて既報)は姉妹施設協定を結ばれており、両施設が環境保全に関する問題意識を共有され、同一歩調にて環境問題、クリーンエネルギーの重要性を世に訴え、次世代を担う子供たちの成長を支援する施設として、その活動を積極的に展開しておられます。

 ◆建物をすり抜ける風の流れ
 2004/11/05

 

 

 
風は空気の流れですが、空気にも繋がろうとする性質(粘性)があるため、程度は違うにせよ、水の流れ、川の流れのような流れ方をします。

川の中に大きな岩があれば、手前から岩をよけるように水が流れることは、日頃から見慣れた光景でしょう。桜の花びらが岩に向かってまっすぐ流されていても、花びらが岩にぶつかることはなく、手前で水と共に方法を変え、あたかも岩を避けるかのようにすり抜けていきます。

空気の場合にも、同じことが言えます。地表に建物がある場合、水が川の中の岩を避けてすりぬけていくのと同じように、風が建物を手前から避けてすり抜けていきます。

垂直方向にも同じ事が言えます。高い建物や木々が行く手にあると、風はその手前から上方に上がり、建物を通り抜けてもすぐには地表へも戻りません。高さの2倍の距離の手前で風が吹き上がり、後方では高さの10〜15倍離れてやっと風が地表に戻ると言われています。

私たちの生活場所は、家や建物が集まった場所が多く、日頃感じる風は建物の間をすり抜ける風です。

狭まった通路へ風が入る場合、通路がだんだん狭まると風が集められ強い風になるかのように思えますが、粘性のある空気ではそうはなりません。水を漏斗に注ぐ場合に、たくさんの水を注いでも漏斗にたまる水の量が増えるだけで、漏斗から出て行く水の勢いはそんなに変わりません。ちょうどこれと同じ事が空気に関しても起こるので、空気を押し込んで風を集めようとしても通過する風の強さはそんなに変わりません。

建物をすり抜ける風は、むしろ、出口の方から吸い出されて、強い風になります。空気は大きな塊としてつながっているので、建物の間をとおる風は建物の周辺や上空を通過する速度の速い空気をつながり、出口側から吸われることになります。ですから、出口が広がりその先には風を邪魔するものないような場所で、入り口近くに強い風が吹くことになります。

 ◆奥村印刷株式会社殿社屋屋上に設置
 2004/11/05

 

 

 
 奥村印刷鞄aは、創業58年でマルチメディア始めペーパーメディア全般の印刷の仕事をなされております。本社は京浜東北線「上中里」駅の近くで、東北・上越新幹線の沿線であることにより、新幹線からよく見えるところに“そよ風くん”が設置されています。
 奥村社長は、“そよ風くん”の設置について、次のように話されています。
太陽光発電は動きがないし、プロペラ形の風車は風きり音がうるさいうえ、山間部や臨海部のように風の向きが頻繁に変わらない所には良いが、我社のような風向の変化が激しい所には不向きです。神鋼電機の“そよ風くん”は音がしないし、新幹線やビルの影響で風が微妙に変化する我社には最適と思い、採用を決めました。
 又、奥村社長は、“そよ風くん”設置後、名刺に小型風力発電装置“そよ風くん”のロゴマークをつけ、品質マネジメントシステムのISO9001と個人情報保護のプライバシマークとともにPRに努めておられます。地球温暖化やエコロジーに強い関心をお持ちで、目下環境マネジメントシステムISO14001 の認証取得の準備をされています。
 用途は、本社にある監視カメラとそのモニタセット電源です。
 ISO14001の認証取得に関連して、環境に対する企業姿勢を“そよ風くん”で打ち出す奥村印刷鞄aのような企業が、もっと増えていくことが期待されています。

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