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 ◆「風力・水力・太陽光」エコ情報◆
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 ◆“そよ風くん”の設置場所はよく調べて設置しましょう
 2004/12/10

 

 

 
 そよ風くんを設置しようとするとき、どこに設置するか、ということは極めて重要な問題です。そよ風くんを設置するにあたっては、当然のことながら,小形風力の基本問題である、音、振動、風の乱、影、反射などには、充分な調査や配慮が必要です。特に陰影、投影(一般にいう影)についてはその及ぶ範囲、その周辺影響について、十分事前調査し、周辺にも十分の配慮をして、設置後の苦情が発生しないようにしなければなりません。

まず、音については、風切音が考えられますが、そよ風くんの音は極端に小さく暗騒音の範囲に入り、ほとんど音は聞こえませんので、なんら問題は発生しておりません。振動については、風車の特性から振動が発生することがありますが、地上設置で当社推奨の基礎を用いている場合には許容範囲であり、問題ありません。

影と反射については、苦情が発生しています。その対応策は十分検討する必要があると言えるでしょう。ここでは、影と反射問題について今まで苦情が発生し、苦情を受け、対策を行って頂いた設置例について状況を調べた結果
そよ風くんを採用時の設置場所、色調等についてその周辺の民家や、ビル、学校などに不快感を与えないようにし、お客様がそよ風くんの基本的な概要を正しく認識されるように、事前説明や実機見学に充分時間を割くことが必要です。そのために、まず、有効的なデモ機の活用をお願いします。

 ◆そよ風くんが公園のバイオトイレ電源として設置される
 2004/11/26

 

 

 
大阪府四條畷市はISO14001の取得を目指し、環境問題に積極的に取り組もうとしています。この度、福岡電機株式会社殿より小形風力発電装置「そよ風くん」が寄贈されました。
金剛生駒紀泉国定公園「府民の森」の中にある、四条畷市「ふれあいの森」堂尾池に「そよ風くん」が設置されており、後方に見える環境汚染防止型バイオトイレ(糞尿をおが屑と撹拌させることにより分解し消滅させる、汚染物質を排出させない構造)の電源として使われています。
本装置は、自然エネルギーへの関心を高めるモニュメントや、大規模自然災害時の広域避難場所の照明等の電源確保、避難誘導灯等にも活用できると考えており、様々な効果が期待されています。

 ◆『風の旅プロジェクト』を実施
 2004/11/19

 

 

 
 “そよ風くん”の代理店である長野県の小野工業鞄aは、このたび、NPO法人「信州松本アルプスの風」殿や関連会社と共同で、長野県の南北2ルートから松本城を目指し電気自動車で縦断する『風の旅プロジェクト』を実施し、同社は北ルートを担当されました。電気自動車が走行する沿道の住民はもとより県民にも、風力・水力・太陽光の自然エネルギーだけで走行するのを見てもらい、自然エネルギー利用の普及促進・啓蒙をはかる事がねらいでした。
 使用した電気自動車は、1回8時間のフル充電では約50qを走行でき、60q/hまでの速度が出るものです。充電コストは1回80円程度でランニングコストは軽自動車より安く、走行音も静かです。
 今回は“そよ風くん”が設置されている2カ所に立寄り、啓蒙活動を行いながらゴールを目指しました。残念ながら、今回は充電のお役には立てませんでした。
 小型風力発電装置“そよ風くん”が県内・国内に多数設置されて、バッテリーステーションとして電気自動車等の充電に役立つ日がくることが期待されます。

 ◆足利工業大学殿の「風と光の広場」に“そよ風くん”も仲間入り
 2004/11/12

 

 

 
足利工業大学殿の「風と光の広場」にはさまざまなカタチをした世界中の風車が設置されています。本年10月の自然エネルギー利用総合セミナーが同大学で開催されたのを機に小形風力発電装置“そよ風くん”もこの広場に設置され、世界の主な小形風力発電機が合計20基の仲間に“そよ風くん”も加わりました。
 また、足利工業大学殿の「風と光の広場」と大成高等学校殿の「大成風のミュージアム」(そよ風くんニュースNo.1にて既報)は姉妹施設協定を結ばれており、両施設が環境保全に関する問題意識を共有され、同一歩調にて環境問題、クリーンエネルギーの重要性を世に訴え、次世代を担う子供たちの成長を支援する施設として、その活動を積極的に展開しておられます。

 ◆建物をすり抜ける風の流れ
 2004/11/05

 

 

 
風は空気の流れですが、空気にも繋がろうとする性質(粘性)があるため、程度は違うにせよ、水の流れ、川の流れのような流れ方をします。

川の中に大きな岩があれば、手前から岩をよけるように水が流れることは、日頃から見慣れた光景でしょう。桜の花びらが岩に向かってまっすぐ流されていても、花びらが岩にぶつかることはなく、手前で水と共に方法を変え、あたかも岩を避けるかのようにすり抜けていきます。

空気の場合にも、同じことが言えます。地表に建物がある場合、水が川の中の岩を避けてすりぬけていくのと同じように、風が建物を手前から避けてすり抜けていきます。

垂直方向にも同じ事が言えます。高い建物や木々が行く手にあると、風はその手前から上方に上がり、建物を通り抜けてもすぐには地表へも戻りません。高さの2倍の距離の手前で風が吹き上がり、後方では高さの10〜15倍離れてやっと風が地表に戻ると言われています。

私たちの生活場所は、家や建物が集まった場所が多く、日頃感じる風は建物の間をすり抜ける風です。

狭まった通路へ風が入る場合、通路がだんだん狭まると風が集められ強い風になるかのように思えますが、粘性のある空気ではそうはなりません。水を漏斗に注ぐ場合に、たくさんの水を注いでも漏斗にたまる水の量が増えるだけで、漏斗から出て行く水の勢いはそんなに変わりません。ちょうどこれと同じ事が空気に関しても起こるので、空気を押し込んで風を集めようとしても通過する風の強さはそんなに変わりません。

建物をすり抜ける風は、むしろ、出口の方から吸い出されて、強い風になります。空気は大きな塊としてつながっているので、建物の間をとおる風は建物の周辺や上空を通過する速度の速い空気をつながり、出口側から吸われることになります。ですから、出口が広がりその先には風を邪魔するものないような場所で、入り口近くに強い風が吹くことになります。

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